医療過誤に関する証拠保全では、カルテ、画像資料、電子カルテ、検査結果、説明資料など、医療機関内の資料や画面を撮影する場面があります。

法律事務所がこうした撮影を外部に依頼する場合、単に「撮影できる人」を手配するだけではなく、撮影対象、資料の所在、画面操作、当日の指示系統などを事前に整理しておくことが重要です。

医療過誤の証拠保全撮影で外部撮影者が必要になる場面

医療過誤に関する証拠保全では、医療機関に保管されている資料や、院内システム上に表示される情報を、後日確認できる形で撮影・記録することがあります。

法律事務所やご依頼者様だけで対応することが難しい場合、外部の撮影者を手配し、現場で必要な資料や画面を撮影することがあります。

  • カルテ、診療記録、看護記録などの紙資料の撮影
  • 電子カルテや院内システム画面の撮影
  • CT、MRI、レントゲン等の画像資料の撮影
  • 検査結果、検査データ、モニター表示の撮影
  • 同意書、説明資料、帳票類の撮影
  • 医療機関内の掲示物や保管状況の記録

このような撮影では、資料や画面の内容を読み取れるように記録することが重要です。また、限られた時間の中で撮影するため、事前の情報共有が不十分だと、撮影漏れや確認漏れが起こる可能性があります。

証拠保全手続の必要性、撮影すべき対象、資料の使用可否などの法的判断については、法律事務所・ご担当弁護士またはご依頼者様にてご確認ください。

Goofitでは、法的判断ではなく、現場での撮影・記録業務をサポートします。

カルテ・画像資料・電子カルテは事前整理が重要

医療過誤の証拠保全撮影では、撮影対象となる資料が多岐にわたることがあります。

紙のカルテだけでなく、電子カルテ、検査画像、検査結果、説明資料、同意書、看護記録、処方記録、モニター表示など、案件によって確認すべき対象は異なります。

外部撮影者に依頼する場合、撮影者が現場で「何を撮るべきか」を法的に判断することはできません。そのため、法律事務所側で、撮影対象や優先順位を可能な範囲で整理しておくことが重要です。

医療過誤の証拠保全撮影では、「何を撮るか」を現場で撮影者に任せるのではなく、事前に撮影対象を共有しておくことが大切です。

撮影者は、共有された対象を後日確認しやすい形で記録する役割を担います。

特に資料が多い場合は、必ず撮影したい資料、可能であれば撮影したい資料、時間があれば確認したい資料など、優先順位を分けておくと当日の撮影が進めやすくなります。

画面操作を誰が行うのかを決めておく

電子カルテや院内システム、検査画像ビューアなどを撮影する場合、画面操作を誰が行うのかを事前に決めておく必要があります。

外部撮影者は、医療機関のシステムにログインしたり、患者情報を検索したり、必要な画面を判断して表示したりする立場ではありません。通常は、医療機関側の担当者、法律事務所側の担当者、または現場で指定された方が画面操作を行い、撮影者は表示された画面を記録します。

  • 誰がログインするのか
  • 誰が画面を操作するのか
  • どの画面を表示するのか
  • スクロールが必要な画面か
  • 画像資料をどの表示倍率で確認するのか
  • 撮影してはいけない情報が含まれていないか

これらが曖昧なままだと、現場で画面を開けない、対象画面にたどり着けない、撮影すべき範囲が分からないといった問題が起こることがあります。

電子カルテや画像資料の撮影では、
「誰が画面を操作し、誰の指示で撮影するのか」を決めておくことが重要です。

撮影対象リストを共有して撮影漏れを防ぐ

医療過誤の証拠保全撮影では、限られた時間の中で多くの資料や画面を撮影することがあります。

そのため、撮影前に撮影対象リストを作成し、外部撮影者に共有しておくと、撮影漏れを防ぎやすくなります。

撮影対象リストに入れておきたい情報

  • 撮影対象の名称
  • 紙資料か画面表示か
  • 資料の所在
  • 対象期間
  • 優先順位
  • 撮影時に注意すべき箇所
  • 全体写真と詳細写真の要否
  • 文字や数値が読める必要があるか
  • 撮影してはいけない範囲の有無

たとえば、カルテ全体を撮影するのか、特定期間の記録を撮影するのか、画像資料の一覧画面を撮るのか、個別画像を拡大して撮るのかによって、必要な撮影方法は変わります。

また、紙資料の場合はページ数や資料量、画面撮影の場合はスクロールの有無や表示切替の回数によって、撮影時間も大きく変わります。

当日の指示系統と確認先を明確にする

証拠保全の現場では、弁護士、事務局、依頼者、医療機関側担当者、撮影者など、複数の関係者が関わることがあります。

そのため、外部撮影者が誰の指示に従って撮影するのか、不明点が出た場合に誰へ確認するのかを事前に決めておくことが重要です。

指示系統が曖昧なままだと、撮影者が自己判断で撮影対象を省略したり、現場担当者に直接確認したり、予定と異なる順序で撮影を進めてしまう可能性があります。

POINT

当日の指示者を決めておく

撮影者が誰の指示で動くのかを明確にしておきます。現場で複数の関係者がいる場合でも、確認先を一本化しておくと混乱を防ぎやすくなります。

POINT

不明点が出たときの確認先を決めておく

撮影対象が分からない、資料が見つからない、画面が表示できないといった場合に、誰へ確認するのかを事前に共有します。

POINT

撮影者が自己判断しない範囲を共有する

撮影対象の必要性や資料の使用可否について、撮影者が法的判断を行わないことを前提に、撮影範囲や注意点を共有しておきます。

特に医療機関での撮影では、現場の状況によって予定どおりに進まないこともあります。だからこそ、事前に指示系統を整理しておくことが大切です。

撮影後の納品形式も事前に確認する

医療過誤の証拠保全撮影では、撮影後のデータ納品についても事前に確認しておくとスムーズです。

カルテや画像資料、画面表示などを大量に撮影する場合、撮影枚数が多くなり、データ容量も大きくなることがあります。また、後から確認しやすいように、資料ごと・対象ごとに整理して納品する必要が生じることもあります。

  • 写真データの形式
  • 納品方法
  • 希望納期
  • 撮影枚数の目安
  • フォルダ分けの要否
  • ファイル名指定の有無
  • 資料ごとの分類の要否
  • 短納期対応の必要性

必要な整理方法や納期がある場合は、撮影前に共有しておくことをおすすめします。撮影後に分類やファイル名変更などの追加作業が必要になる場合、納品までの時間が変わることがあります。

Goofitでは、撮影内容やデータ量に応じて、納品方法や納期を確認したうえでご案内します。

特殊なファイル名指定、資料ごとの分類、短納期対応などが必要な場合は、事前にご相談ください。

Goofitが対応できること

Goofitでは、法律事務所・企業法務・訴訟準備中の方に向けて、医療過誤に関する証拠保全撮影や、法的手続に関連する現場撮影をサポートしています。

  • 医療過誤に関する証拠保全撮影
  • カルテ、診療記録、看護記録等の撮影
  • 電子カルテ、院内システム画面等の撮影
  • CT、MRI、レントゲン等の画像資料の撮影
  • 検査結果、説明資料、同意書等の撮影
  • 訴訟準備や申立資料作成に関連する現場撮影

撮影対象や現場条件について事前に共有いただくことで、当日の対応方法や必要な機材、納品方法などを確認し、できる限りスムーズに撮影を進められるよう準備します。

Goofitでは、撮影・記録業務をサポートします。

その資料が特定の法的手続において必要または十分であるか、裁判所等に受理されるかといった法的判断は行っておりません

必要書類や使用可否については、法律事務所・ご担当弁護士またはご依頼者様にてご確認ください。

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まとめ

医療過誤の証拠保全撮影を外部に依頼する場合、法律事務所側で撮影対象、資料の所在、画面操作、当日の指示系統、納品形式などを事前に整理しておくことが重要です。

電子カルテや画像資料の撮影では、誰が画面を操作するのか、どの画面を表示するのか、撮影対象の優先順位はどうするのかを共有しておくことで、撮影漏れや現場での混乱を防ぎやすくなります。

Goofitでは、医療過誤に関する証拠保全撮影や、法的手続に関連する現場撮影について、撮影・記録業務をサポートしています。

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株式会社Goofit 編集部

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